【IRIS】VS Codeからターミナル操作を行う

本記事は、VS Codeからターミナル操作を行います。

※本シリーズの構成
  • VS Codeにまだ慣れていない方
  • VS Codeに慣れ過ぎて、ターミナルを開く事が億劫になった方

はじめに

IRIS 2025.2 Communityエディションを使い始めて、しばらく経ちました。

使っているうちに、だんだんと思うのが スタジオとの違いです。

例えばスタジオでは、「出力」エリアで、ターミナルと同様の操作が行えました。
今思うと、あれはなかなか便利な機能でした。

VS Codeでもターミナル操作を行いたいですよね。
楽ですし!

そこで今回は、VS Codeでターミナル操作を行う方法を紹介します。

ターミナル起動コマンドを使う

先ずは、以前の記事で記載した、ターミナル起動コマンドの実行になります。

VS Codeの「ターミナル」にて、下記コマンドを入力すると、IRISターミナルに切り替わります。
 (コマンドプロンプトからでも同様の操作が行えます)

[IRISインストールDir]\bin\irisdb -s[IRISインストールDir]\mgr -B

例えば、IRISのインストールディレクトリが「D:¥IRIS」の場合、次のようになります。

このコマンドを実行すると、ターミナルが「IRISのターミナル」に切り替わり、ObjectScriptの関数が実行可能できるようになります。

これは、以前から存在する方法ですね。
IRISから起動するターミナルと何も変わりません。

とは言え、毎回コマンドを入力するのは少し面倒かもしれません。
そもそもコマンドを覚えきれません。

【文字化け対応】
Windowsのコマンドプロンプト(cmd.exe)の文字コードをUTF-8に切り替えるコマンド

文字化け対策として、IRISターミナル化コマンド実行前に実行します。

chcp 65001

ObjectScript Lite Terminalを使う

最近、コミュニティに次の記事が紹介されていました。

詳細については、上記コミュニティの記事を参照してください。

本記事では、記事内で紹介されている 3つの起動方法のうち、1つの方法を簡単に解説します。

先ずは、VS Codeの「ターミナル」を開き、「+」右横の「」をクリックします。

クリックするとメニューが開くので、「InterSystems Lite Terminal」を選択します。

すると、IRISターミナルが起動します。

簡単に起動しました!!!!

このInterSystems Lite Terminalは、通常のターミナルとは一部動作が異なります。
次は、そのさ差異を確認していきましょう。

ターミナルとの相違点① ショートカットコマンドが使えない

以前の記事で紹介した、SQLシェルやPythonシェルの簡易起動コマンド「:s」、「:p」等の「:」で始まるショートカットコマンドは使用できません。

SQLを使用したい場合は、シェルコマンドを直接入力する必要があります。

これは少し面倒な点ですね・・・

ターミナルとの相違点② 改行が行える

{」を入力すると、次の行に改行してコマンドを実行できます。
また、「}」を入力すると、入力したコマンドが終了し実行されます。

ただし、日本語入力時に少し癖がある印象です。
個人的には、少し扱いづらいと感じました。

おわりに

スタジオの便利な機能を思い出しつつ、VS Codeでもターミナル操作が行えました。

今回紹介した方法を使えば、VS CodeだけでもObjectScriptのコマンドが実行可能です。

ターミナルを使うか、VS Codeで済ますか、普段の開発環境に合わせて、使いやすい方法を選んでみてください。