※ そもそも、最新の端末を使っていれば、このアラート画面を見る機会は無いとおもいます。
その点に留意して、最新バージョンはこんな事もあるんだ・・・程度の感覚で、以下記事を参照して頂けると幸いです。
はじめに
IRIS 2024.1がインストールできない!
IRIS2024.1がリリースされ、とある環境で「IRISHealth-2024.1.0.263.0-win_x64.exe」を実行しました。
インストールが始まった直後に表示されたのが、このアラートになります。
※インストールは当然行えていません・・・
わくわく期待している中でのコレですからね。
いやもう、冷や水を浴びせられたような、ビックリ以外の何物でもないです。
原因はアラートに記載しているように、CPUの性能が一定の水準を満たしていない事にありました。
→「AVX」と「BMI」の両方が必要です。
今回は、「AVX」は対応していたものの、インストール環境のCPUに「BMI」の拡張命令セットがありませんでした。
・・・すいません。詳しくないので、よく分かりません(汗
オンラインドキュメントを確認してみる
オンラインドキュメントを確認すると・・・ココに記載がありますね。
英語ドキュメントなので、ブラウザ機能の翻訳を使いつつ読んでみます。
Oh…
このバージョン(2024.1)から、一定の水準を満たしたCPUじゃないとインストール出来ないのかー!
インターシステムズ様も色々大変そうですね。
【念のため】CPU性能確認方法 ※by windows環境
Coreinfo v3.6を使用して、CPUの機能を確認致します。
ダウンロードすると「Coreinfo.zip」が手に入るので、解凍してインストールします。
→64bitの場合「Coreinfo64.exe」、32bitの場合「Coreinfo.exe」を選択して下さい。
インストールが完了したら、コマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。
[Coreinfo配置ディレクトリ]>coreinfo
実行後、CPU情報がずらずらっと表示されます。
表示されたリストの中から、「AVX」「AVX2」を探してみます。
あぁ・・・うん。
AVXはありましたが、BMI(AVX2)がダメみたいですね・・・
「*」=機能あり、「-」=機能なし
機能がないのであればしゃーなしです。
どう足掻いてもインストール出来ない事が判明致しました。
仕方ないので、インストール出来る環境を探して構築するしかない様です。
おわりに
以上、IRIS 2024.1がインストール出来ない件のご報告になります。
CPUの性能によっては、インストールが行えない環境が出てきたってのが衝撃でしたね。
IRIS 2024.1前後は、色々と仕様が変わったりしています。
いやはや、激動のバージョンになりました。