【IRIS/Cache】IISのWeb Gatewayが開かない時の解決方法

IIS版のWeb Gateway Managementを開くと、HTTPエラーが表示されました!
リロードしても、IRIS/Cacheを再起動しても開かない!

今回は、エラーで開かないWeb Gateway Managementの対応方法をご紹介します。

はじめに

複数のインスタンスをインストールした時や、Webサーバの設定を変更したりする際に利用するのが「Web Gateway Management」画面になります。

上記は、管理ポータルより最初に開くApacheサーバのWeb Gateway Management画面

Windowsユーザであれば、WebサーバとしてIIS(Internet Information Services)を選択するシステムが多いのではないかと思います。

IRIS/CacheでWebアプリを作成した場合、この「Web Gateway Management」をIISモードとして開き、各種設定等を行っていきます。

そのため、この画面が開かないとなると、致命的な状況が発生する事は難くありません。
今回は、解決方法の1つをご紹介致します。

まずはIIS版Web Gateway Managementの開き方

IIS版のWeb Gateway Managementの開き方は、URLの「:52773」を削除して開きなおします。
 ※「:52773」は、ウェブサーバポートになります。
  インストール環境によっては、別の値になっている場合があります。

IIS版で開いたWeb Gateway Management

不思議とIIS版のWeb Gateway Managementの画面は、日本語なんですよね。
本当に不思議です。ありがたいですが。

エラーとなるIIS版のWeb Gateway Management

今回の本題となります。

とある環境で、IIS版のWeb Gateway Managementを開いた時、下記画面が表示されました。

エラーとして表示される、IIS版のWeb Gateway Management

モジュールが原因と書いては居ますが、今一よく分かりません。
一先ず、applicationhost.configを開いて、hiddenSegmentsを修正してみましたが、解決には至りませんでした。

ここら辺でエラーが発生すると、なかなか情報を探しても出てきにくいから困りますね。

解決方法

紆余曲折ありましたが、全く別の角度から解決しました。

先ずはIIS画面を開きます。

[サイト] > [Default Web SIte] > [csp] > [要求フィルター]の順にクリックしていき、要求フィルターの画面を開きます。

「非表示セグメント」タブを開き、セグメントの一覧より「bin」が表示されているか確認します。
もし表示されていれば、「bin」が犯人になります。

では、「bin」を削除してみましょう。
「操作」から「削除」をクリックします。

削除の確認ダイアログが表示されるので、「はい(Y)」をクリックして下さい。
セグメントの一覧から「bin」が消えたら削除完了になります。

では、改めてIIS版のWeb Gateway Managementを表示します。
F5等でリロードしてみましょう。

無事、表示できたでしょうか?

おわりに

いかがだったでしょうか。
開きたい画面がエラーになると、正直冷や汗が出ますよね。

この記事で皆さまが、無事解決していれば幸いです。